Ｆ１からＳＵＰＥＲ ＧＴマシンの画像を紹介
企画室
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|  さて半年振りの企画室はフォーミュラニッポンの事を書いていこうと思います
そもそもフォーミュラニッポンとは国際Ｆ３０００クラスの規定（レギュレーション）を元にして日本独自の進化を遂げたカテゴリーです
ポジション的にはＦ１の下位カテゴリーで日本では最高峰のレースです
主なＳＰＥＣ（性能）は
エンジンは無限ＭＦ３０８ 自然吸気９０度Ｖ型８気筒３２バルブ
排気量３０００㏄ 最大出力５００馬力以上（リミッター９０００回転） 最大トルク４０ｋｇｍ以上
６速シーケンシャルトランスミッション 最低重量６６０㎏（ドライバー含む）
現在シャーシはローラＢ３５１、タイヤはブリヂストンのワンメイクです
実はエンジンに関してはワンメイクではないのですが現在無限ＭＦ３０８のみとなっています
しかし実際には観客動員数を見るとＧＴ選手権に大きく水を空けられてます、原因は何か？今回は園長の個人的な考えをリポートしたいと思ってます
園長がフォーミュラニッポン（略してＦＮ）を観始めたのは前身の全日本Ｆ２（１９８５年）に鈴鹿に連れて行かれたことから始まりました
この頃は星野選手以外誰も知らない私でしたがレースそのものに大きな衝撃を受けました、爆音に見た事のない形・・・全てが新鮮でした
（ただし星野選手は本戦には出ていなかったような・・・昔の話ですから）こんな車が世の中にあったのか！
その後日本ではF１ブームが私の愛するマンセルを知ったのも丁度この辺りです
そして９３年全日本F３０００に自分の意思で初めて鈴鹿に乗り込む
そこで後にＦ１ドライバーになるエディ・アーバインやＨ．Ｈ．フレンツェン等が星野選手らと激しく争っていました
９４年にセナが事後死した後園長もサーキットから足が遠退きましたが再び９８年フォーミュラニッポンを機会にレース観戦をするようになりました
この頃は新型と３年落ちくらいのマシーンの混走でハッキリ言って戦闘力に差が出過ぎた年でした
翌年からＦＮは安全性の向上とレースそのものの魅力をアップさせるため新レギュレーションを発表、レイナード、ローラ、G－フォースがそれぞれ
新型シャーシを開発しましたがローラは１年目で戦闘力不足から撤退、G－フォースも１勝を挙げるも０１年に撤退・・・
レイナードは０２年会社が倒産の為パーツの供給が不安視され４シーズンの終了を待って新しいレギュレーションが発表されました
ワンメイクの良い所は同じ道具での争いですが・・・どうしても単調になりがちです
特に０２年のタイヤに関してはレースをぶち壊す原因になったと園長は思っています、ブリヂストンは今年ソフトタイヤを供給しましたが
このタイヤが異常に持ちが良い、ＦＮのレギュレーションによってレース中１回はタイヤ交換の義務があるのですが
一周目からタイヤ交換をしてそのままゴールまでタイヤのグリップが落ちないのは、やっぱり問題・・・
せめてハイグリップにして寿命を短くすべきだったのでは？
エンジンの方も１０年以上同じエンジンが現役というのも・・・・馬力自体は５００馬力以上出ていますが音に迫力がない昔見たＦ２の方がしびれる位のいい音でした
９０００回転のリミッターを外して「音」で観客を喜ばしてほしいものです（０３年にこの辺りのレギュレーションが変わりました）
シャーシはワンメイクは仕方がないかも知れません・・・実際９９年を思い出すと余りにも差が出すぎて競争にならなかったですから
でも本来はチームの努力でその差を埋めて欲しいですけどね
さてドライバーの方に目を移すと・・・・トップ争いをしているドライバーは確かに速い！！
実際Ｆ３のチャンピオンクラスのドライバーがＦＮでは真価を発揮しないまま後方に沈むことも多かったしレベル自体は皆が思っているほど低くない
しかし悲しいかな上手くて速いドライバーは走りは地味・・・無駄な動きがない
さらに問題なのは選手の知名度・・・・
実際問題、ＦＮのドライバーはどれくらい世間に知られているのか？３度のＦＮ王者本山 哲選手が芸能プロのホリプロとマネージメント契約を
結んだそうだが・・・もっと選手を前面に出さないといけない
そして問題なのは選手の方！！ファンサービスが希薄・・・・
ピットウォーク（別料金）の時は出てこない、積極的にファンサービスしようとする姿勢が見られない（一部の選手は除く）
真剣勝負の前だから気持ちは判るがファンは年一回のイベントで来ている人もいるのだからプロの選手ならファンサービスを積極的にこなして欲しい
それを今まで怠っていたからＦＮの観客は下降線をたどっている訳です
ハッキリいって今のままではＦＮは危ないと思ってます
別にＦ１みたいなスピードを出せと言っているのではなく、「レース」をファンは見たいのです随所でバトル＆オーバーテイクがあるレースを・・・
フォーミュラマシンのパレードを観に来ている訳じゃないんですから
今回はかなり毒舌だなぁ・・・ |
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