F1からSUPER GTマシンの画像を紹介
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| 今回のカテゴリーはF1の簡単な歴史を振り返ってみましょう そもそもF1は1950年F1世界ドライバーズ選手権を皮切りに始まった 現在のFIA(国際自動車連盟)が47年に世界のモータースポーツ競技を統括する団体として誕生した
そもそもカーレース自体はもっと歴史があり1900年初頭には国別対抗のレースが開催されていました しかし2度の世界大戦などがあり今の形に落ち着いたのは1950年と言う事になります 当時のエンジンは過給器付が(ターボ等の装置)1500t、非装着のエンジンは4500tでした 資料を見ると最初のシーズンを全勝で飾ったアルファロメオ・Tipo158のスペックは・・・ 1500t直列8気筒スーパーチャージャー付で350馬力というものでした
60年代に入って来るとそれまでのナショナルカラー(国籍の色)から現在見慣れている スポンサーカラーが登場します(当時はイギリスはブリティッシュ・グリーン、日本はアイボリーホワイト) このスポンサーを持ち込んだのがあのコリン・チャップマン、チームロータスの創始者です この頃になってエンジンのミッドシップ化が進みましたね、当時は自家用車のようにフロントエンジンが当たり前でした
70年代になってくると日本でもF1グランプリが富士スピードウェイで開催(2回)され日本のモータースポーツファンにもF1が知られるようになりました 当時のトップドライバーはニキ・ラウダを初めとして7人の王者が誕生しました現在のM・シューマッハのような一人勝ち状態ではなく常に混戦でした 当時のエンジンは3000tが主流で77年にルノーが1500tターボを持ち込むまでフォード・エンジンやフェラーリのボクサー12気筒エンジンが活躍した時代です、ウィングカー全盛の時代でもありました
80年代は1500tターボの全盛期でした、もうターボが無ければ勝てない時代に・・・当初はターボの恩恵は少なく10数馬力アップ位でした しかし開発が進み馬力は青天井状態に・・・予選なら1500馬力、本選でも1000馬力を超える パワーを搾り出すモンスターに度重なる規制(ブースト圧、燃費規制等)を掛けてきたFIAでしたが根本的にレギュレーションを変更してターボを禁止しました
90年代はハイテクの時代・・・ エンジンの回転数を立ち上がりやコーナーで最適化するトラクション・コントロール・システムや路面を張り付くように走る アクティブ・サスペンション、エンジンでは3500ccV12エンジンなどエンジンもV8、V10、V12と様々な形式が覇権を争いました しかしセナの事故などもありこの頃から急激にF1マシンの規定がおかしくなっていきました 95年以降は自然吸気排気量3000tに変更されました 現在のF1は給油作業やタイヤチョイス、ピット作戦などの要素が大きくなってドライバーの「力」が見え辛い時代になりました ある意味90年代のハイテクマシンよりタチの悪い電子制御の塊ですから・・・ そして06年エンジンの規定が変わり2400cc、V8エンジンで新しいF1がスタートを切ります もう一度ドライバーの腕で勝負が出来る時代にならないかな?と園長はかすかな希望を持ってます
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