さて今回の観戦記は05年7月3日に行なわれたフォーミュラニッポン鈴鹿第5戦の観戦記のリポートとなります、 当日は雨の予想が出ており辛い観戦になるという予想は的中しました
現在のサーキットは秋に向けてグランドスタンドの改修工事が行なわれています、F1Grand Prixには間に合うようです
今回のプログラムはずばり「フォーミュラずくし」フォーミュラトヨタ(FT)、フォーミュラドリーム(FD)、フォーミュラ3(F3)、
そしてフォーミュラニッポン(FN)の4本立てまだFTの時は雨は降り出していませんでしたが、FDの頃になると雨も降り出し
スリックタイヤ(溝なしタイヤ)でレースをしているレーサー達はコースアウトを
繰り返す・・・さらにF3が始まる頃には雨脚はさらに激しくなりとうとう観客席を移動する羽目になりました
久々に訪れた1〜2コーナーの観客席はメインストレートを見渡せる絶好の場所なのですが、雨の場合下層の観客席は丁度雨がしのげる場所なのです
が!
今回は雨の勢いが凄くて上層の観客席のしずくが下に落ちてきて排水溝があふれる状態に雨はしのげましたが足元は水溜りに(笑)
まぁ折りたたみの椅子も準備してたし私は問題なし!周りはそこまで用意して無い人もいました
さらに思った以上に気温が上がらず肌寒い状態、ウィンドブレーカーとポンチョを準備していたので助かりました結構周りは寒さ対策まではしていないでしょう、
だてに観戦数を稼いでいません
この場所の最大の難点は防護フェンスがある為写真撮影には全く向かない事ですね、写真に拘らずレースを楽しむならいい場所ではあるのですが
さて本戦のフォーミュラニッポンは大波乱!いきなりクラッシュ発生トレルイエ&ロッテラー選手が1コーナー手前でクラッシュ、全車ローリングスタートに
再スタート後井出選手が飛び出し本山選手が追いかける展開に1〜5位までは変化無しでレースが進んでいましたがいたるところでマシンがコースアウト
スピンを繰り返す状態に・・・路面状態は最悪でした
雨とセーフティーカーランでエンジンの回転数も上がらずタイヤの磨耗も少ない為ノーピット作戦に出たチーム&ドライバーとピット作業を選択したチームとの戦略の
違いが見えてきましたもしかしたら・・・とんでも無い展開になるのか?
ここで4位を走っていた平中選手に井出選手が追突してリタイヤに追い込んでしまう・・・流石「撃墜王」
この為井出選手はペナルティで優勝争いの権利をここで失う、勝負の行方は2度目のセーフティーカーランの再開後に起こった、ラスト5周のスプリントへ
ノーピット作戦の小暮選手がラスト2周で痛恨のミス!!本山選手が今季2度目の優勝をポールトゥウィンで飾った
この後場内のFM放送で言っていた話なんですが今年限りでローラB351シャーシと無限MF308は退役だそうです
来季からはトヨタエンジンも参戦との事迎え撃つホンダは新エンジンを出してくるのか?新型シャーシはどのコンストラクターになるのか注目です
今回はなんだかんだ言っても夏特有の日差しが無かった分観戦は楽でした、でもやっぱりフォーミュラはドライで全開走行が見たいです
優勝した本山選手のマシン |