さて今回の観戦記は2006年に始まった、JLMC(全日本ル・マン選手権)最終戦in岡山国際サーキットの観戦リポートとなります 最初に・・・まずこのレース私は最後まで見ておりません、体調不良を押して観戦した為途中でリタイヤという憂き目になりました
やはりレース観戦は体調万全でましてや「耐久レース」なら尚更です、今後気をつけます
今回の最終戦には色々な思いがありました、まずTIサーキット英田から岡山国際サーキットになって以来一度もこの地を訪れることがありませんでした
その為に何とか行きたい!!という思いが今回の行動になりました、来年も開催決定しているんだから大人しくしてれば良い物を
さて6時にゲートオープンとの事なので現地に6時前に着くようにしました、お客が居なかったらどうしよう・・・・
そんな心配をよそに既に100台近い車が私の前に到着していました、今回はサブゲートから駐車場に誘導されました
そして久々に見るサーキットは・・・メインスタンド裏の駐車場やサーキットカートなどの場所が変わっていました、どうやら積極的に投資されている様子
(コース設備はまだ始まっていないようですが)
まずはコースを見てみましょう、6時台はまだサーキット全体が靄の中でした・・・そんな中でもチームクルーが懸命の作業を行なっています
この画像を見て?と思った貴方、今回はどんなレースなんだと思った方が居ると思います、簡単なカテゴリーの説明をここで行ないます
まずトップカテゴリーであるLMP−1クラスは簡単に説明しますとエンジンは最大8000ccまでの自然吸気エンジンで
本場ル・マンのレギュレーションに準じた車両です今季は2台、ザイテック05Sと無限クラージュLC70がエントリー
LMP−2クラスは日本独自のカテゴリーで以前は鈴鹿1000kmにも登場したRSや富士スピードウェイではおなじみのF3にムーンクラフト製の
エアロカウルを纏ったGC−21等がエントリーエンジンは小さくともGT300クラスのトップチーム以上のスピードを誇る快速マシンです
LMGT−1,LMGT−2クラスはGTでもお馴染みのマシン達でここではル・マン仕様に戻したフェラーリF550と今季のル・マンで走行したムルシエラゴ
そしてSUPER GT300クラス仕様のモスラーMT900Rが戦います、しかしV12サウンドを炸裂させるイタリアのスポーツカーには
GT300直線番長のモスラーもこのサーキットでは・・・
レース結果は私が途中でリタイヤしてしまいましたので割愛しますが、今回はサーキット場で気になったことを書いていきます
まず観客数、かなり少なかったと思います、理由はそれほど宣伝しなかった(公式HPでも2週間前くらいか)当月に入っても告知が無かった事が問題、余程
調べている人以外は行き辛かったのでは無いでしょうか?そしてエントリー数20台というのも響いたかもしれません
売店の数も少なかった、メインスタンド裏にお土産店が2つ屋台2つと寂しい限りル・マンシリーズの記念品も販売が無かったように思います
カメラ用の電池くらい置いておいて欲しかった・・・
そしてマシンの展示方法にも問題が・・・メインスタンド裏にはタイサンの千葉監督所有のべントレーとル・マンクラス優勝のポルシェGT3Rが展示されていましたが
公式ページでも紹介されていたマツダ787BやメルセデスベンツCLK−LMはピットウォーク券以上のプレミアムパスを買わないと見ることも出来ない
さらに写真を撮ろうと思ったら保護用のチェーンが邪魔でマシン全景が綺麗に写せない
支柱の立てる場所とかもう少し配慮があれば・・・車の説明プレートが有るマシン無いマシンとバラバラ・・・良い展示だったのに残念です
ただしル・マンの歴史を説明するパネル展示は良かったです、これをそのままパンフレットに載せて欲しかった
レース全体の雰囲気はSUPER GTやフォーミュラニッポンのように「殺気」だった様子は無く偉大なる草レース的な感じでした
やり方しだいではとても魅力のあるカテゴリーに成長するかもしれません
まずは07年にどういう運営をしていくのか見守る必要がありますね、少なくとも・・・もっと宣伝に力を入れろ!
(多くのレースファンの予想通り2007年でこのシリーズは消滅しました) |