さて03年最初のレース観戦は鈴鹿サーキットで行われた「鈴鹿2&4レース」です今回の目的は新しくなったレギュレーション(規定)と 新コースレイアウト(130Rや新シケイン)で大きく変りました、フォーミュラニッポンを観る為にどたんばになって鈴鹿入りを決めました
他に鈴鹿で変わった事はスタートライン付近に大型モニターが設置されましたそして指定席であるS1席が「禁煙席」になりましたので喫煙者の方はご注意 を・・・
今回併催されるのは、全日本F3選手権、インテグラ・インターシリーズ、R2−1全日本ロードレース選手権の3つのカテゴリーです
まずはロードレースから今回から2輪と4輪ではシケインの形が変わります、つまり違うコースレイアウトを走る訳です
バイクレースは何度かフォーミュラニッポンの併催の時に観戦していますがいつも熱いバトルが展開されます
優勝は6年振りのポールポジション(PP)から飛び出してそのまま逃げ切ったベテランの北川 圭一選手
バイクと言えばこんなスーパーバイクも東コースを疾走?していました(笑)
周りの親子連れには大変好評でした(笑)皆ビデオを回す回す・・・写真撮る撮る子供騒ぐ騒ぐ
そして全日本F3では以前この観戦記にも名前が出てきた01年フォーミュラドリーム王者、細川 慎弥選手がラスト2周で無念のマシントラブル!
新型エンジン「無限MF204C」とローラ童夢F106/03のパッケージの速さを見せた一戦でした、優勝は02年フォーミュラドリーム王者の柴田 裕紀選手が初優 勝!!
前から見ている選手が上に上がっていく姿を見るのが一番の楽しみです
現在のF3はダラーラ製シャーシが大勢を占めています、ローラ童夢ユーザーは現在3台のみ
F3については今度詳しく企画室でリポートしたいと思います、実はこのカテゴリーはF1への近道でもあるのです
事実02年ジョーダンでドライブした佐藤 琢磨も01年イギリスF3王者なのです
さて本題のフォーミュラニッポンですが今回から新型シャーシ「ローラB351」が投入されて全てのチームが1からセットアップをしていく難しい開幕戦となりました
選手の方も移籍や新規加入等で大きく様変わりし、この辺ももう少し見てからコメントしたいと思います
注目は01年フランスF3王者の福田 良、同じくドイツ王者の金石 年弘、01年全日本王者のB・トレルイエそして
02年全日本王者の小暮 卓史の歴代F3王者がしのぎを削る
鈴鹿の合同テストなどでは殆どドライのセットアップが出来ない状態(雨天の日が多かった)が続き
土曜日の予選途中に雨に祟られて順位が下位に沈む選手もあり波乱含みの決勝日になりました
どのチームもロングランテストも出来ず信頼性が確かめられないまま不安のスタートです
その他には給油作業が増えた為各チームどれだけ燃料を入れて走るかという作戦面も見物です
そんな中PPを獲ったのは5ZIGENの道上 龍選手で自身フォーミュラニッポンでの初優勝を狙います
しかし道上選手はトラブル発生でリタイヤ、追撃体制の土屋 武士選手も小暮選手に追突されてリタイヤ・・・
その他の選手にも次々トラブルが襲いかかり終わってみれば確実に走り切った2度のFN王者TEAM IMPULの本山 哲選手が圧勝、波乱の開幕戦を制した
今回のレースは予想通り荒れた展開になりましたが次戦では誰が本山選手を止めるかを注目したいと思います
またフォーミュラニッポンの事を詳しくリポートして行きたいと思ってますのでお楽しみに! |