さて今回の観戦記は03年3月30日に岡山県TIサーキットで開催されたGT選手権開幕戦のリポートです 今季から大幅にレギュレーションが変わり空力性能の制限(ダウンフォースを減らす)やボディーのパイプフレーム化さらにエンジン搭載位置の自由化、
サスペンションの形式が自由になる等去年までのマシーンとは明らかに違うコンセプトで戦います、これによりマシンのバランスを最適化しフォーミュラカー
並みの操縦性を得るようになりました
さて予選に目を移すとなんとスカイラインGT−Rが95年以来のポールポジションをゲット!!こんな所にも新レギュレーションの効果が出ていますね
決勝日当日・・・園長は朝5時30分頃現地に到着しました、既にゲートオープンしており熱心なGTファンが各地から集まっていました
園長も撮影するポイントを色々探して今回は最終コーナー出口付近で席を確保しました
ここのHPのネタ確保の為園長も必死です
さて朝のフリー走行が始まりました!各車一斉にコースインをしてマシーンのチェックにかかります
圧巻だったのがやはりスープラ勢の速さ、今季から2000ccターボを捨てて5200ccのV8にチェンジ大排気量らしい太いトルクでコーナーの立ち上がりが速い!
ここは3速からの加速でメインストレートを全開で行く区間なのでマシーンの状態を見るのには丁度いい場所でした
レースの方は現地で観戦しているとホント順位が判らなくなります特に私が居た場所はモニターが見えないところだったので表彰式で順位が判ったというありさま
しかしレースの方はGT500クラスは激しいトップ争いの末エッソウルトラフロー・スープラが優勝!
GT300クラスも新型が有利と言われていましたが、タイサン・ポルシェの1−2フィニッシュ!!で幕を閉じました
さて園長の応援しているGT300クラスのレイジュンは今回からRSG−MIRAGE・GT−1というマシンでエントリー
富士の合同テストでは走れずにほとんどぶっつけ本番でこのレースウィークに突入することに・・・
木曜の公式練習から車のセットアップが始まりましたが、まともに走れる状態ではなかったようです
決勝当日osamuさんは「今日は勘弁して!絶対速くするから!」とピットウォーク中にコメントしていました
スターティング・グリッド上では他のチーム・スタッフもGT−1が気になるのか近くまで来て見ていました、やっぱりこのデザインはカッコイイから仕方が無いですね
独特のエンジン音を響かせながらスタートしたGT−1でしたが2週目くらい?から徐々にペースが上がらない・・・
最後はエンジントラブルで煙を出してピットに戻ってきました、残念
色々な車種が活躍するGT選手権、これからも熱い戦いに期待しましょう
☆次の日TIサーキットの母体のタナカインターナショナルが民事再生法の申請を出して事実上の倒産に・・・
オートポリスやCP美祢などこれで破綻したサーキットは3つ目・・・寂しいなぁ |