さて今回の観戦記は１１月２７日に行なわれたフォーミュラニッポン鈴鹿最終戦のリポートです、既に今季の王者は本山選手が決めてしまっていて

今回の見所はこのレースをもって退役するローラＢ３５１と１８年間このシリーズを支えてきた無限ＭＦ３０８のラストレース・・・

もう次のことは考えないでいいのでチーム＆ドライバー共に限界まで攻めて来る事が予想されます

まずは予選で久々に松田選手がポールポジションからスタート、遠ざかっている２勝目に向けて準備万端！

その前にサポートレースがあり注目はフォーミュラドリームの塚越　広大選手がなんと全戦（９戦）ポールトゥウィンの離れ業を達成！！

これはフォーミュラドリーム史上初の快挙です、この選手は将来速くなりますよ、しゃべりを聞いている限り強そうには思えないけど

そしてある意味今回のメインレースのフォーミュラエンジョイを使ってのマスターズ・レースが開催されました

当初高橋　国光さんも参戦予定でしたが今回は見送り、エントリーは星野　一義さん、中嶋　悟さん、森本晃生さん、木下正治さんの４人

それぞれＩＭＰＵＬ、ＰＩＡＡ、ル・マン、５ＺＩＧＥＮの監督です

森本＆中嶋選手がマッチレースを展開するが星野選手は見るからにやる気なし・・・最後尾をゆっくり走行していました

どうもメインのレースの事で頭が一杯だったようですね、レースの結果は執念で森本選手が優勝、若い人は知らないでしょうけどＦ２のドライバーだったんですよ

そしてグランドスタンド裏のステージでは今回の目玉無限ＭＦ３０８のチャリティーが！もちろん私も参加しました

無限エンジンのヘッドカバーに５万円の値段がついたりと大変盛り上がりましたよ、ちなみに私はエンジンバルブ５本をゲットしました

そこで無限の関係者の方が気になる一言・・・「来期のエンジンは今アメリカで作ってます、ＩＲＬエンジンで・・・」

トヨタと同じくＩＲＬエンジンベースか・・・という事は全くの新設計ではないのだな？もちろんエタノール仕様からガソリン仕様に変更するから

結構改造範囲は多いでしょうけど

そして本日のメインレースが始まった、まず片岡選手が飛び出し序盤をリードする

その後本山選手とＡ・ロッテーラー選手の激しい争いが最終ラップまで続いた、僅か０．３秒差でロッテラー選手が今季２勝目

このレースでフォーミュラから引退する服部選手は最終ラップでリタイヤ（規定で完走扱い）

今季のフォーミュラニッポンは本当に面白かった、数年前パレードランのようなレースで怒った時もあったんですが

来季はドライバー、チーム、シャーシ、エンジンが大幅に変わります

もしかしたら思いっきり外すチーム、大化けするドライバー、意外な展開が見れるかもしれません

また激しいレースを見たいです今年３戦とも鈴鹿に足を運んだ位面白かったんですから