さて今回の観戦記は06年4月16日に行なわれた、2&4鈴鹿の観戦記です、決勝日当日は早朝まで雨が降っていたものの、 鈴鹿サーキットに着く頃にはあがっていました開幕戦富士が事実上レース不成立のような形になりましたので今回の鈴鹿が真の開幕戦になりました
今までのテストや予選結果を見る限り、トヨタエンジン勢が有利と思われますが、まだどのチームもレース距離を完全にシュミレーション出来ていないでしょうし
燃費、タイヤの持ち、エンジンの耐久性、ドライバーの体力全てがまだ見えない状態でこの鈴鹿を迎えることになりました
今季からフォーミュラニッポンはシャーシ、エンジンが変更になり、多くの新人&新チーム&復帰組みが入り混じり混戦が予想されます
またシャーシ&エンジンについては別の機会に書くとします
新旧シャーシの違い判りますか?
今回のプログラムで全日本ロードレース(JSB1000)とインテグラ・インターカップでそれぞれ多重クラッシュによる赤旗中断の為フォーミュラニッポンは
約1時間遅れで始まりました、しかしホント私が居るところでクラッシュやトラブルが多いです・・・別に狙っているわけじゃないんですが
この事故の遅れがまさかフォーミュラニッポンでのラスト10周のバトルになろうとはまだ誰も予想していなかったでしょう
今季のフォーミュラニッポンは13チーム、22台でタイトルを争います、現時点で有力チームはIMPULを筆頭にトヨタユーザーです
まずはブノア・トレルイエが絶好のスタートを切ったかに思われたが、実はこれがジャンプスタートでペナルティにより脱落、次にアンドレ・ロッテラーがトップに立つが
なんとスローパンクチャーで後退してしまう、次にトップに立った03年国際F3000王者ビヨン・ビルドハイムがレースを引っ張った
その後、ロイック・デュバルがピット作業の間にビルドハイムの前に出る
そして終盤のラスト10数周でなんと雨が落ちてきた!ここでトラブルが続出、コースアウトやメカニカルトラブルで脱落するマシンを尻目に
レインタイヤに交換したドライバーが襲い掛かるだがスリックで走りきったデュバルが優勝、2位にビルドハイム、
3位はアグレッシブにバトルをしたトレルイエが滑り込んだ日本人最高位は4位の山本左近選手、彼はF1デビュー以来強くなりました
表彰式ではなんと今季ルーキーの2人が1−2フィニッシュでホンダ勢がトヨタ勢を抑えた形になりました、しかしホンダエンジンも耐久性などまだまだの様子
どこがベースセッティングを見つけるかが中盤戦に向けての課題でしょう |