F1からSUPER GTマシンの画像を紹介
観戦記 SUPER GTからフォーミュラニッポンなどの観戦記
この日の鈴鹿は突風が吹き荒れるとても寒い日となりましたが、熱心なフォーミュラニッポンのファンが集まりました レースはポールポジションの小暮選手がスタートを決めて早くも独走態勢を築く、しかし2位のポジションにはしぶとく トレルイエがキープ、ポイント的に小暮は優勝しかなく、トレルイエは2位でもチャンピオン決定の為、この時点では トレルイエが有利な展開になりました、しかし小暮のチームメイト、デュバルがトレルイエと息詰まるバトルを展開する事になった ピットのタイミングも同時でここでもトレルイエが前に出る
しかしここで事態が急変する、メインストレートにクラッシュの映像が映る、2位争いをしていたトレルイエとデュバルが130Rで絡んで 両者クラッシュリタイヤとなってしまう、最悪の事態も考えられたがドライバーは歩いてピットに戻ってきました
そして上位陣は小暮、本山、ロッテラーの順位で終盤を迎える もう1人のチャンピオン候補の松田選手は予選の失敗が響き5位に持ってくるのが精一杯 この松田選手と共に5位争いに参加していたのは、特別招待選手のトニー・カナーン、彼も決勝になってじわじわと順位を上げてくる カナーンのフォーミュラニッポン評によると「世界で一番ハンドリングが重いフォーミュラマシン」らしい INDYのマシンよりハンドルが重いのか・・・そりゃGP2で表彰台を経験している吉本選手も辛いよね
そしてファイナルラップまで手綱を緩めず全開で走行した小暮選手が逆転で優勝、王者獲得となりました 表彰式では喜びを爆発させた小暮選手と中嶋監督だったのだが・・・
この数時間後小暮選手のマシンがレギュレーション違反との裁定が下される 理由はスキッドブロックの磨耗値が規定を超えていた為失格、これはマシン底の裏側に木製の板を貼り付けているのですが この厚さ10ミリの10パーセントつまり1ミリ以上削れていたという事でこの裁定が出ました
これにより2007年のフォーミュラニッポン王者には松田 次生選手が輝きました
もちろんポイントを重ねて王者にはなったのですが今シーズン松田選手は優勝なし 小暮、本山選手は3勝、ロッテラー、クインタレッリ、トレルイエが1勝しました
何か釈然としない終わり方でしたが、逆に規定を曲げてまでタイトルを獲らせる訳にもいけません
しかし誰が何と言おうと07年最速、最強は小暮 卓史選手であったのは間違いありません 鈴鹿サーキットでの今日の走りは王者の走りだよ |
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