F1からSUPER GTマシンの画像を紹介
観戦記 SUPER GTからフォーミュラニッポンなどの観戦記
さて今回の観戦記は08年3月16日に決勝が行なわれた、SUPER GT開幕戦鈴鹿GT300kmの観戦記です 2週間前に新しく開通した新名神を使い何時もより30分ほど早く鈴鹿サーキットに到着したのですが、なんと手前の駐車スペースは既に満杯 以前ゴルフの打ちっぱなしがあった場所が綺麗にアスファルト敷きになっており今回はここで車を止める事ができました ちなみに時刻は5時50分・・・いくらゲートオープンが7時30分だからって(後に7時15分開場となりました)何時も位の時間なら危なかったか?
何か毎年駐車場を確保するのが辛くなってきているような気がするのは気のせいでしょうか?
今回のレースの見所は何といってもGT−Rの復活でしょう、ニッサンは気合を入れて全チームにGT−Rをデリバリー 09年の規定を盛り込んだ特認車両として今年はエントリーします ちょっとここでおさらいを、去年快走劇を見せたNSXは今年いきなり1100kg+特別性能調整ウェイトを積まされ1150kgで開幕戦を戦います SC430と今回から登場するGT−Rは1100kgでスタートです、予選を見る限り今年はNSXは貧乏くじを引かされたようです 去年に比べるとリストラクターも1段階絞られていますから実質2ランクダウン、これじゃNSXに勝機は無い GTはハンデキャップ制のレースカテゴリーですから性能調整ありきで考えているんですが、今回の決定は露骨過ぎる・・・
そのNSXもSC430も基本的に昨年からのアップデートマシン(現在のGTは2年基本シャーシを使わなければならない)なので現時点では 完成度の高いマシンのはずが予選で51秒台を出したのはGT−Rのみ、決勝のフリー走行では1−4までがGT−Rという有様 このままだと初戦はGT−Rが表彰台独占?!というシナリオも現実味を帯びてきました
実際今回マシンの挙動を見るためにヘアピンとS字コーナーで観戦したのですが22号車、23号車のニスモGT−Rはまさに別格 まるで去年のNSXのように安定していました
いよいよ決勝がスタートまずは無難な立ち上がりかと思いきや2コーナー出口でIMPUL GT−RがトムスSC430に撃墜されて リアを大破させてしまう、その間にも22,23号車は快調にレースを展開していく
その後2台のGT−Rは順位を入れ替えて23号車がトップに浮上、そのままクルージング状態で1−2フィニッシュ 3位にはトムスSC430がNSXにいたっては童夢NSXが7位に入賞するのがやっとという状態でした
今回のレースGT−RによるGT−Rの為のレースのようでした、それはそれでいいのですがこのまま仮に性能調整が適切に行なわなければ あまり嬉しくない展開になりそうですね、これがたとえばそう・・・2006年鈴鹿で優勝したGT300クラスのムルシエラゴRG−1の場合 次戦岡山で、GTAからはリストリクターを2段階小さくとという通達が出ましたそれもレース1週間前に・・・・ プライベーターには厳しいGTAがワークス、日産GT−Rに対してどう出てくるか興味のある方はレース情報をチェックしてみてください まぁ裏事情はどうであれサーキットにGT−Rが戻ってきたと言う事実は素直に喜びましょう
次回は車種が豊かなGT300とサポートイベントをリポートしたいと思います 後半に続きます
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