F1からSUPER GTマシンの画像を紹介
観戦記 SUPER GTからフォーミュラニッポンなどの観戦記
今回の観戦記は2010年8月21日に行なわれた第39回インターナショナル・ポッカGTサマースペシャル予選観戦記です いつもの通り鈴鹿の夏は暑い・・・ゲートオープン前そんな事を考えつつ園長は本日の観戦場所について考えていました
東コースに行くか西コースに行くか、レースプログラムのタイムスケジュールを睨みつつ効率の良い観戦をしたい・・・ 実際の話、駐車場からゲートの前に来るだけで汗が止まらない状態でしたので歩ける範囲は決まってくる 今回は公開車検、ピットウォークは諦めてその時間を移動する時間に当てる事にしました
今回の流れはまずS−FJの予選がありその後SUPER GTの練習走行枠が約2時間これだけで1レース分の撮影が出来るという事です ではS−FJ(スーパーエフジェー)から見て行きましょう、このカテゴリーはかつてFJ1600と呼ばれていたフォーミュラ・カテゴリーでしたが 使用していたエンジンの部品供給などの問題があり2007年から現在のS−FJというカテゴリーが新設されました そしてF4(フォーミュラフォー)も2010年から新しいシャーシが導入されてその姿はF3と見間違うほどに進化していました 現在は旧式との混走ですがエンジンも大型化し2000tに新型シャーシの優位は変わらないでしょう
では今回鈴鹿700qの注目のマシンを見て行きましょう、GT300クラスでは開幕戦・鈴鹿に登場しなかったマシン 最新型ポルシェ997GT3Rの9号車、初音ミクXGSRポルシェ、今回はハンコックポルシェ欠場の為第3ドライバーに木下みつひろ選手が助っ人に 同じく新型ポルシェ997GT3RSRの25号車ZENTポルシェRSRも気になる存在です、
そして個人的に注目していたのは、開幕戦を欠場していたモスラーMT900M、365サンダーアジア・レーシング 以前GTにエントリーしていたモスラーMT900Rとは違いエンジンはJUDD(ジャッド)を搭載して外見も違ったエアロパーツを身に纏います 懐かしいところではVEMAC RD350Rも登場ポルシェエンジンを積むVEMAC RD408Rマッハ号に何処まで迫れるか?
今回の予選はノックダウン方式が取られました、GT300クラスでは最初のセッションで昨年のチャンピオン19号車ウェッズ・スポーツIS350、 ランキングトップの7号車雨宮RX−7などが脱落する波乱が・・・セッション2では5号車マッハ号がトップに浮上、この流れでポールポジションか? と思いましたが、何とセッション3でポールポジションを獲得したのは、ポルシェ996GT3RSのCINE CITA’タイサンポルシェ!! 今となっては旧型のポルシェですが数々の魔改造を経て未だに戦闘力を維持しているのは立派ですね
3大ワークスのガチンコ勝負のGT500クラスも色々と波乱がありました、まずはセッション1ではSC430同士の潰し合いで2台のSC430が敗退 24号車HIS ADVAN KONDO GT−Rはトラブルの為1周も走れず予選不通過 セッション1、2をトップで通過したのは8号車ARTA HSV−010そして場内をあっと言わせたのがその8号車の第3ドライバーとして登録されていた 全日本F3のNクラスに参戦している小林 崇志選手なんと自らの手でポールポジションを奪取する事にこれはJGTC/SUPER GT通してもルーキー デビュー戦でポールポジションを奪ったのは初めてという記録つきの快挙でした
終わってみればGT300では密山 祥吾選手も初のポールポジションを獲得しましたので両クラスとも初ポールという結果に 決勝戦ではまた違った展開を見せて劇的な結果になったのですが・・・・GT300ではまさかのあのマシンが優勝でした 2011年は1回しか開催の無い鈴鹿GT・・・また来年の楽しみに取っておきましょうか・・・それにしても熱中症対策だけは真剣に考えないと 今後の観戦に響いてきます(悩みます)
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